初回撮影年月日:2026/03/02
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パキポディウム・ブレビカウレ「恵比寿笑い」は、岩の隙間に張り付くような扁平な塊根と、コロンとしたフォルムが魅力のマダガスカル原産の多肉質低木です。
乾燥した高地に自生し、太い塊根に水分を蓄えてゆっくりと成長するため、成長速度は非常に遅く、年に数ミリから数ミリ程度と言われています。
春から夏の成長期には塊根の頂部から短い枝と葉を展開し、環境が合うとレモンイエローの花を咲かせることもあります。
日本では高温多湿と低温に弱い一方で、適切な用土と風通し、季節に応じた水やりと温度管理を守れば、塊根植物入門としても人気の高い種類です。
恵比寿笑いはマダガスカルの高地に自生するため、日本の真夏の高温にはやや弱く、直射日光と鉢の高温による蒸れを避けて管理することがポイントです。
冬は5℃以下にしない室内や温室で、ほぼ断水気味に管理することで、根腐れや寒さによるダメージを防ぎ、毎年少しずつ塊根の太りと姿の変化を楽しめます。
■タイプ
Pachypodium brevicaule
多年草相当の多肉低木
■育て方
基本的に「風通しの良い明るい場所」と「水はけ抜群の用土」が栽培の鍵になります。
用土は硬質赤玉や軽石、鹿沼土などをベースにした、乾きやすい多肉植物・塊根植物向けの配合土を使用し、鉢内が長く湿ったままにならないようにします。
成長期の春から初秋は、直射日光を避けた明るい半日陰から遮光した強光下で管理すると、葉焼けや鉢の過度な高温を防ぎながら、しまった株に育ちます。
夏の猛暑期は特に鉢温が上がりやすいため、西日やコンクリート上を避け、風通しの良い場所に置き、必要に応じて遮光ネットで30から50%程度遮光すると安心です。
冬は最低気温が5から10℃を下回るようになったら屋内に取り込み、日当たりの良い窓辺や温室で管理し、休眠して葉が落ちた株は、ほぼ断水からごく控えめな水やりに切り替えます。
植え替えは根がよく張るタイプではないため、2から3年に1回を目安に、気温の安定する春から初夏に行い、植え替え後は根を傷めないよう数日から1週間ほど水やりを控えてから通常管理に戻します。
■耐寒性
弱い 10℃前後を目安に保温、休眠時は5℃程度まで
■置き場
成長期(春から初秋)は、雨がかかりにくい屋外の明るい半日陰や、よく日の入るベランダ・屋内窓辺など、風通しが良く、鉢が高温になり過ぎない場所が適しています。
特に真夏は、直射日光や照り返しで鉢が高温になると根腐れや株の傷みにつながるため、遮光や鉢カバー、地面から浮かせるなどの工夫をします。
休眠期(晩秋から冬)は、最低温度5から10℃を下回らない室内や温室で管理し、日当たりの良い窓辺に置いて過度な乾燥を防ぎつつも、冷気が直接当たらないようにします。
暖房の風が直接当たる場所や結露しやすい窓際は、急激な温度変化で傷むことがあるため、カーテンや棚を利用して温度差を和らげると安心です。
■水やり
成長期の春から秋は、用土がしっかりと乾いてから、鉢底から水が抜けるまでたっぷりと与え、その後は再び完全に乾くまで待ってから水やりを繰り返します。
梅雨時期や長雨のシーズンは、用土が湿った状態が続くと根腐れや蒸れの原因となるため、水やりの回数を減らし、晴れ間を狙って与えるようにします。
真夏の猛暑時は、涼しい時間帯(朝か夕方)に水やりを行い、日中の高温時に鉢内が過度に蒸れないよう注意します。
冬の休眠期は、葉が落ちて成長が止まった株はほぼ断水し、塊根がしぼみ過ぎたときに限り、暖かい日中に少量の水を鉢縁から与える程度にとどめます。
■タグ
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