美味しさとジャンボさはそのままに、収量性と秀品率が大幅アップ!これはまさに「とんがり革命」!
ナント交配 ピーマン 「とんがりパワー」
特性
・長果型の大果種で着果性は中性。果長15cm、果重70g前後より収穫期となる。秀品率が高く、収穫幅がある省力型品種。
・果実は鮮緑色で光沢がある。果肉は3〜4mmと厚く、甘みがあり食味は良好。胎座部が果梗部へまとまるのでタネが少なく食べやすい。
・一代交配種で樹勢が旺盛となり、草姿は半立性で草丈は中型ピーマンよりやや高め、「とんがり」より低くなる。葉は濃緑大型、茎は太い。
栽培のポイント
・育苗管理
播種〜定植の管理は、普通ピーマンと同様。普通ピーマンよりも葉が大きいので、鉢ずらしが遅れないように注意。
・定植
一番花の蕾が見え始めた頃(普通ピーマンより若苗)での定植がおすすめ。若苗定植することで、栽培後半も安定した草勢を保てる。主枝4本仕立ては株間80〜90cm、主枝2本仕立ては株間50cm、少し広めの株間を取る。
・定植後の管理
定植後、草勢が安定したら、第一分枝までの脇芽を除去。4本仕立てにする場合は、第二分枝の枝を主枝にします。着果は基本的には4番花からとし3番花までは摘花。弱い枝や徒長した枝に着果させると変形果の原因になるので注意。
・整枝の仕方
着果節以降の整枝は、側枝の1節目に着果させ、2節目で成長点を除去。側枝には基本的に1果だけ着果させる
・草勢の維持
大型ピーマンなので、草勢安定には十分注意が必要。着果過多、強整枝は草勢低下の要因になります。
・高温期の対策
ハウス栽培の場合は、十分な換気と遮光などの高温対策を行う。高温乾燥期は潅水チューブや畝間潅水などで毎日小まめな潅水を十分に行い、尻腐れ果の発生を防ぐ。
※栽培暦は地方・気候により異なります。
上記月日に頼らず貴地の気候に合わせて栽培してください。
ピーマン,トンガリ